“瑪瑙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めのう81.8%
めなう16.9%
メノウ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その下に設けられた壁龕や青銅造りの開き窓の下にえられた瑪瑙めのうの植木鉢、そして同じく青銅製の女神や半人半獣の牧羊神の像等々。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
十人は翡翠ひすゐの蓮の花を、十人は瑪瑙めなうの牡丹の花を、いづれも髪に飾りながら、笛や琴を節面白く奏してゐるといふ景色なのです。
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
蒼々と晴れた冬の朝で、峰々は清々すがすがしい白雪を冠り、射し出たばかりの朝の陽に、瑪瑙メノウ色に輝いていた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)