“白瑪瑙”の読み方と例文
読み方割合
しろめのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白砂だから濡れても白い。……かささぎの橋とも、白瑪瑙しろめのうの欄干とも、風のすさまじく、真水と潮の戦う中に、夢見たような、——これは可恐おそろしい誘惑でした。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼の首から垂れ下った一連の白瑪瑙しろめのう勾玉まがたまは、音も立てず水にひたって、静かにを食う魚のように光っていた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)