“薄瑪瑙”の読み方と例文
読み方割合
うすめのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立てた膝頭へひじを突き、てのひらの上へあごを乗せた。それを灯明が正方まえから照らした。肘の外側が仄々ほのぼのと光った。薄瑪瑙うすめのう色の光であった。立てた膝頭からはぎにかけ、足の甲まで仄々と光った。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)