“顎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あご95.7%
あぎと3.2%
おとがい1.0%
アゴ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆるいかゆと、つぶした蔬菜そさいであるが、この頃ではあごがうまく動かないとみえ、口からこぼしたりするので、ずいぶん時間がかかる。
竹柏記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「いよいよ海女は水底深く潜って龍王のあぎとを探ります。明珠めいしゅは、お松、お村、どちらの手に入りましょうや、しばらくは一とはやし——」
閑話休題、梅坊主一座の漫舞には他に桃太郎、住吉踊、雀踊りの顎合はせ、大津絵などがあり、舞踊と舞踊との間には、常に即妙の滑稽を混へてよく見物のおとがいを解いた。
異版 浅草灯籠 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
てめえのアゴの青髯
中村仲蔵 (新字新仮名) / 山中貞雄(著)