“蔬菜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そさい96.7%
やさい3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆるいかゆと、つぶした蔬菜そさいであるが、この頃ではあごがうまく動かないとみえ、口からこぼしたりするので、ずいぶん時間がかかる。
竹柏記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
満洲に働く人々の家庭生活において、住居と同じように、あるいはそれ以上に切実な問題は、冬期の生鮮蔬菜そさいの貯蔵の問題である。
満洲通信 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
窮理きゆうりけつしてなるにあらず実践じつせんなんあさしと云はんや。魚肴さかな生臭なまぐさきがゆゑやすからず蔬菜やさい土臭つちくさしといへどもたふとし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)