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茹
ふりがな文庫
“茹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆ
50.0%
ゆだ
16.3%
うだ
12.0%
う
9.8%
ゆで
9.8%
うで
1.1%
くら
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆ
(逆引き)
ゆるい
粥
(
かゆ
)
と、
茹
(
ゆ
)
で
潰
(
つぶ
)
した
蔬菜
(
そさい
)
であるが、この頃では
顎
(
あご
)
がうまく動かないとみえ、口からこぼしたりするので、ずいぶん時間がかかる。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
茹(ゆ)の例文をもっと
(46作品)
見る
ゆだ
(逆引き)
実際ね、先生にとっ捕まっちゃ百年目。この世に有りとあらゆる悪事の総
浚
(
ざら
)
いをされるんだから、たいがい
茹
(
ゆだ
)
ってしまうのです。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
茹(ゆだ)の例文をもっと
(15作品)
見る
うだ
(逆引き)
「昨夜は風呂が立たなかつたので、町風呂へ行つたやうでございました。小半刻經つて、
戌刻
(
いつゝ
)
過
(
す
)
ぎになつてから、宜い心持に
茹
(
うだ
)
つて歸つて來ましたが」
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
茹(うだ)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
う
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
又
(
また
)
蕎麥
(
そば
)
を
打
(
う
)
つたことがあつた。
彼
(
かれ
)
は
黄蜀葵
(
ねり
)
の
粉
(
こ
)
を
繼
(
つな
)
ぎにして
打
(
う
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
おつぎへ
注意
(
ちうい
)
をして
能
(
よ
)
くは
茹
(
う
)
でさせなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
茹(う)の例文をもっと
(9作品)
見る
ゆで
(逆引き)
全く思いがけないもので何だかわたくしの身体に融け入って来る
和
(
なご
)
やかなものがありながら、それはもう父の
茹
(
ゆで
)
り枯しの
滓
(
かす
)
で
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
茹(ゆで)の例文をもっと
(9作品)
見る
うで
(逆引き)
蔵元屋の家でもそげな
理由
(
わけ
)
で、前の晩の暮方に覗いた塵箱を翌る朝、今一度覗いてみますると、晦日の晩なぞに蟹の塩
茹
(
うで
)
の喰残しが真白う山盛りになっておる事が間々御座いまする。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
茹(うで)の例文をもっと
(1作品)
見る
くら
(逆引き)
「あの僧尼達は、自分が手を動かさずして世を渡り、そのうえ
戒律
(
かいりつ
)
を守らないで、婬を貪り、
葷
(
うん
)
を
茹
(
くら
)
い、酒を飲んだので、牛馬にして人に報いをさすところだ」
令狐生冥夢録
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
茹(くら)の例文をもっと
(1作品)
見る
茹
漢検1級
部首:⾋
9画
“茹”を含む語句
茹蛸
塩茹
茹章魚
茹卵
茹菜
釜茹
丸茹
菜茹
茹豌豆
茹莢
茹矢
茹玉子
茹物
茹涵
茹海老
茹栗
茹小豆
茹初
茹上
真茹
...
“茹”のふりがなが多い著者
橘外男
谷譲次
与謝野寛
岡本かの子
山川方夫
中里介山
林芙美子
中島敦
正宗白鳥
黒島伝治