“ゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
27.6%
15.2%
11.2%
11.0%
6.6%
5.5%
2.3%
2.2%
2.0%
温泉1.9%
1.4%
1.1%
1.1%
0.9%
0.8%
0.5%
0.5%
0.5%
0.4%
0.4%
0.4%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.2%
0.2%
湯泉0.2%
0.2%
0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
温湯0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
洗湯0.1%
浴湯0.1%
0.1%
0.1%
白湯0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
熔金0.1%
0.1%
0.1%
動搖0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
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皆行0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ですから何日の何時頃、此処で見たから、もう一度見たいといっても、そうはかぬ。川のは同じでも、今のは前刻の水ではない。
一寸怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
五十年の日本人は「神」といふ言葉を聞いた時、大抵髪をみづらにひ、首のまはりに勾玉をかけた男女の姿を感じたものである。
文章と言葉と (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
文「御重役でもなんでも、今はずう/″\しいのなんて、米屋でも薪屋でも、魚屋でも何でも、物を持ってく気づかいありません」
ってねたように云いながら、ふと、床の間の桜を見た時、酔った肩はぐたりとしながら、キリリと腰帯が、端正る。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
信長は父く日まで、父にひとかたならぬ心案じをかけていた不孝の子であったが、今日、その父へも、大孝の子となったのである。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
清淨でもければ、不潔でもい、でもでもいのである。不潔でなかつたのは、がためには勿怪であつた。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
夜中頃には武生のやうに押被せた、御嶽といふ一座こそぎ一搖れ、れたかと氣勢がして、さへつた。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
眺めていると雨竜が頭を出しそうでもあるし、この空にで卵を一つぽんと落したら支那料理の燕巣湯にも思い取られそうです。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
自分では奈何してもく氣になれない、此心をよく諒察つて、好く其間に斡旋してくれるのは、信吾の外にないと信じてゐるのだ。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
冬になってから、お増は再び浅井に送ってもらって、伊豆の温泉へ入浴に出かけて行ったが、その時も長くそこに留まっていられなかった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ああ思ひきや、西土はるかにくべかりし身の、こゝに病躯を故山にとゞめて山河の契りをはたさむとは。しくもあざなはれたるわが運命かな。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
延陵季子、その長子をりて、『骨肉は上に帰復すなり。魂気の若きは、すなわちかざるなし、かざるなし』といし、云云
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
なお彼の筑紫落ちには、あまたな武士が、付き従うなど——尊氏がくところ、何せい、衆和と士気の高さがうかがわれまする
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
折を見て此方から持ち掛けると、まあつくり話すとか何とか云つて、中々けない。代助は仕方なしに、仕舞に
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
広間の中央、床柱を背にして、銀燭の光を真向に浴びながら、どんすの鏡蒲団の上に、ったりと坐り、心持脇息に身をせているのは、坂田藤十郎であった。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
それで周三は、毎日畫架に向ツて歎息ばかりしてゐながら、定期の時間だけと畫室に入ツて、バレツトにテレビン繪具捏返してゐた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
包みをし、賽銭を上げ、りに心の内に弁天を祈念して、何卒粟田口國綱の刀一刻も早く手に入りまして、親父の百日間の謹しみのかにれるように
「左様なら、又た明日。お寝みなさい、源ちゃん御大事に。」お富はしとやかに辞儀してこうとした。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
梅鉢屋の女將赤毛氈を敷いた店頭に立つて、「御門内はお腰の物がりまへん。……んでおいでやす。……お腰の物を預けておいでやす。」
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
奇抜という点からいえば、一茶に一籌せねばならぬけれども、食われ残りの鴨よりは、食い残されて春に逢う菜の花の方に真のあわれはあるのである。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
と、有り合はせのと桐とと柿と椎と松と杉とと桑とを詠み込んで見せたものだ。すると、大名はぜんまい仕掛の玩具でも見せられたやうに首をつて感心してしまつたといふことだ。
器用な言葉の洒落 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「やっぱり、そうでっか。どうも、そやないか思てましてん。なんや、戸がたがたわしたはりましたな。ぼく隣りの部屋にいまんねん。退屈でっしゃろ。ちと遊びに来とくなはれ」
秋深き (新字新仮名) / 織田作之助(著)
五百は潔くこの家を去って渋江氏にき、しかもその渋江氏の力をりて、この家の上に監督を加えようとするのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
よかよか、俺がうしてやるち、うんと恩着せて置きましたたい。そしたら喜んで進上しますといっとりますばい。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
ごとの燈火へ赤くんでいたが——そのうちにの方からぐわっと地鳴りが聞えて来たかと思うと——もう大地は発狂したかの如くれに震れ洛中の人家九万余戸
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私が前に書いた薩摩芋を洗う男は、薩摩芋をでる店に属していることに気がついた。子供達はこの店に集って来て、薩摩芋一つを熱い昼飯とする。
(三六)へ、なるをらず。神農(舜 )・(禹 )(三七)忽焉としてしぬ、(三八)くにか適歸せん。吁嗟(三九)かん。(四〇)へたるかな
「ばさん。かうにしてガアガアコーコーど鳴るものぁ何だべ。」
十月の末 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
琵琶湖では、あゆの稚魚をでてひうおと呼んでいる。このひうおの大ぶりなのが飴煮にされて来るもので、琵琶湖にはほとんど無限といってよいほど発生する。
若鮎について (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
なまじひにふたぎて、るされて
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
手拭を下げて風呂に行く。一町ばかり原の中を歩かなければならない。四方を石で畳上げた中へ段々を三つほどから下へ降りると湯泉に足が届く。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それからその真珠の紐の真中には大真珠あるいは(緑玉)を入れて飾りにしてある。で頭の頂には高価な珊瑚珠、真珠等で飾られてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「生意気ねえ。」とお節は笑つて、抱いて居る子供の身体するやうにした。
出発 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
あかつきぬれて、きこそかよへ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
……巣車の縄をなえ! がけ、ごての縫い目をしめろ! ああ忙しい忙しい! これでは狂人になりそうだ! さすまた、もじり、棒、まさかり、こういうものだって馬鹿には出来ねえ
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
きらめくよひの歸りに
まちむすめ (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
事露見して十一月五日却って赤兄のためにえられ、九日紀の温湯行宮に送られて其処で皇太子中大兄の訊問があった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
大伴家持が、一族の子弟に与えるため作ったものという「す歌」だった。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「うん。又ぐなるさ。あ、雨漏って来た。草少し屋根さかぶせろ。」
種山ヶ原 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
或は聖情とふ、何を以て劣と聖との別をなす、何が故に一は劣にして、一は聖なる、若し人間の細小なる眼界を離れて、造化の広濶なる妙機をえば、を聖と呼び、れを劣とぶをるさむ。
白いノーネクタイのシャツを着て、パナマ帽を冠ったその男も気がついたらしく、そのがっしりした顔にやや苦み走った微笑をべながら、るやかに足を運んで来た。男は座敷ので靴を脱いだ。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
鳥屋で鳥類を買っても悪くすると十日も十五日も過ぎた鳥を売っています。腹から尻の方へ手を当ててみて非常にるんでいるような鳥は決して新らしいものでありません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それから今一つの難渋は洗湯の高い事で、入浴料が日本ので一円二三十銭。
『六番さんのお浴湯がすんだら七番のお客さんをご案内申しな!』
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
淘去淘来海噬山(り去り淘りり海、山をむ)
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
譬えばスナワチというにもの字があり、の字があり、の字があり、便の字があり、ヨルという詞にもの字があり、の字があり、の字があり、の字があり、の字があり
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
黒木はやっと決心したらしく、窮屈そうにこう云いながら、火鉢の横に転がっている大きな湯呑を取り上げて白湯を注いだ。すると健策もそれにって、長椅子の下から硝子コップを取り上げた。
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
雲の海に我はひびかふエンヂンの命なるなりくとありつつ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
吾か勢子はいつくくらんおき津ものなはりのやまを気布か古ゆらん
瘋癲老人日記 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
どう考へても、嫁にくべき必用の無いものが、無理に算段をして嫁にかうと為るには、必ず何ぞ事情が無ければ成らない。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ええ、狼狽へてくだらんことを言ふな。食ふにつて身を売らなければならんのぢやなし、何を苦んで嫁にくのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
君の熔金の廻りがどんなところで足る足らぬが出来るのも同じことである。万一なところから木理がハネて、釣合を失えば、全体が失敗になる。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いものだが、雅はあるものだ。あれなら熔金れるおそれなどは少しも無くて済む。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
の嶂壁の下に沿うて登る、この雪が終ると、峡谷が四岐する、向って左から二番目がよい、午前十時五十分、約二千八百四十米突の山脊つく。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)
で妹子の蝶ヶ岳を擁している、近くは千人岳とて、多くの羅漢が如鬼如鬼並んでいるようだ。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)
勢語の〽桜花ちりかひくもれおらくのこむといふなる道まがふがに 等の歌をみてもわかる。
用言の発展 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
二人はウ※トクロスからの動搖れ通しの長い馬車に、筋ばつてゐた、寒い夜氣に冷えきつてゐた。しかし二人の樂しげな面差は、明るい火に照らされて、輝かしさを増した。
さと そツてちや、けても起きらんとだもね。二へんも三べんもうだつなるばツ、そツでん目ば覚さんと……。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
右の婦人細き竹杖で壁隙より刺すと婢腹病むというて戸を開きく。褒まさにき、れて言を発せぬうち婢立ち出で虎にたる。褒出で救うてわずかに免がれた。
抑又塩土老翁に聞きしに曰く、東に美地有り、青山四周、……ふに、彼地は必ずに以て天業恢弘天下光宅るに足りぬべし、六合中心か。……何ぞきてらざらむや。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
西南だろう黒い雲をめて赤い金色の星が光る、流石は昔からかしい大和国を吹く四月の夜の風だ、障子を開けて坐っていると、何時のまにか心地よく
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)
三郎は飛びつくようにり動かしましたが、麻酔剤を呑まされたのか、急病を起したのか、容易のことでは覚めそうもありません。
九つの鍵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
言われる。……では、お話し申すことにいたす。……しかし、これは々しい国の秘事でござるによって、人に聞かれてはならぬ。近くに人がおらぬか、ちょっと見て下され
顎十郎捕物帳:01 捨公方 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
新生寺さんは私の顔を見ると、無言で口をがめ、笑おうとしたらしかったのですが、その表情はまるで泣いているようでした。
むかでの跫音 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
よりにお嬢さまも若旦那さまもおいでが有って、やおと違って丈助はこれ/\の悪党だが、廓を出てたのだから少しの間匿れて居るんだと仰しゃって、おいでなすって
此問題は困難である。説文に拠れば楸はである。爾雅を検すれば、等が皆相類したものらしく、此数者は専門家でなくては辨識し難い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
僕の五六間さきをく少年がある、身に古ぼけたトンビを着て、手に古ぼけた手提カバンを持って、静かに坂を登りつつある、その姿がどうも桂正作に似ているので
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
これを通してきらきらと濡れたような日の光、豊かなる水とその水にり平らげられた土の質までが、まことによく似た肌ざわりを、いく百年ともなく両国の民族に与えていたのである。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あはれ あるなしのかぜにしも らぐや
独楽 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
より忠は宦成にり病いは小に加わり、いは懈惰に生じ孝は妻子に衰うという、また礼記にも、れてしかしてこれを愛すといえり
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夫人を先に、亀姫、薄と等、皆行く。五人の侍女と朱の盤あり。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
乗り合いは再び地上のられて、浮沈のき目にいぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
方法ぢゃが……おゝ、害心よ、てもってをるなア、絶望したへは!……すは藥種屋……たしか此邊んでゐる……いつぞやは、襤褸
今しも庭前に刑せられんとする犠牲の男を眺めて居る妃の風情と云い、鉄の鎖で四肢を銅柱へいつけられ、最後の運命を待ち構えつゝ、妃の前に頭をうなだれ、眼を閉じた男の顔色と云い
刺青 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
己れ不埒の奴、然らば汝上手に書き見せよと、筆紙を取りて迫れば、下僕深く己が失礼を謝して、赦されんことを乞ふも、予更にるさず、剛情殆ど度に過ぎたり。
臨終の田中正造 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
ココに一つの説あり、全く自家のを欲し富貴逸楽をわんとて賄賂を行うもあり、また恬憺無為にせば終身ゆるきのみならず、のために心力を尽すこともなし得ず
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
孝孺を用いんと欲し、一日にを下すこと再三に及ぶ。に従わず。帝即位のを草せんと欲す、衆臣皆孝孺を挙ぐ。ち召して獄よりでしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
変じて猨と為る〉、『荘子』、〈獱狙猨を以て雌と為る〉と雌雄を異種に見立てたのだ。
を越え、田を横ぎり、また林を越えて、しのびやかに通りく時雨の音のいかにもかで、また鷹揚な趣きがあって、しくしいのは、じつに武蔵野の時雨の特色であろう。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
かの鰲背めて丘の如く、そのがんと為れど、触るれば払ひ、当ればり、長波のくところ滔々として破らざる奮迅の力は、両岸も為に震ひ、坤軸も為に
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
いんえ、串戯ではない、嘘ではない。余所に面白いことが十分あると見えて、それ、たまたまで、顔を見せても、雪のの字も言いなさらぬ。な、あの児も、あんたには大きに苦労をしたもんじゃが。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)