“黥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いれずみ71.4%
14.3%
いれず4.8%
けい4.8%
げい4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いれずみをした、たるんだ皮膚が、搖れ動く焔にチラ/\と赤く映える。手眞似で食を求めると、老婆は直ぐに前の鍋の蓋を取つて覗いた。
ここに大久米の命、天皇の命を、その伊須氣余理比賣にる時に、その大久米の命のける利目とめを見て、あやしと思ひて、歌ひたまひしく
きいたかて又安五郎其方が妻には二のうでに安五郎二世といれずみあると云が然樣さやうかとあるに安五郎はハツと云て赤面せきめんしければ大岡殿コレ安五郎其河原の男女の死骸はさつするところ馬士が其方の妻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
支那しなで昔から行なわれた肉刑にくけいおもなるものとして、けい(はなきる)、(あしきる)、きゅう、の四つがある。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
龐涓はうけんおのれまさるをおそれてこれ(一六)ねたみ、すなは法刑はふけいもつ其兩足そのりやうそくちてこれ(一七)げいし、(一八)かくれて・からんことをほつす。せい使者ししや(一九)りやうく。