“龐涓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はうけん50.0%
ほうけん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龐涓はうけんくこと三日みつかおほひよろこんでいはく、『われもとよりせいぐんけふなるをる。りて三日みつか士卒しそつぐるものなかばにぎたり』
龐涓はうけんすでつかへ、惠王けいわう將軍しやうぐんるをて、みづか以爲おもらへく(一五)のう孫臏そんびんおよばずと、すなはひそかに((人ヲシテ))孫臏そんびんさしむ。ひんいたる。
むかし孫臏そんびんは、兵力を加えるたびにかまどの数を減じて退却し、敵をあざむく計を用いて、龐涓ほうけんを計って大勝を得たということを聞いていますが、いま丞相は反対に、兵を減じるたびに
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)