“以爲”のいろいろな読み方と例文
新字:以為
読み方割合
おも85.7%
おもへ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龐涓はうけんすでつかへ、惠王けいわう將軍しやうぐんるをて、みづか以爲おもらへく(一五)のう孫臏そんびんおよばずと、すなはひそかに((人ヲシテ))孫臏そんびんさしむ。ひんいたる。
われはそのおのづから感動するを以爲おもへり。夫人は呼吸の安からざるを覺えけん、えりのめぐりなる紐一つ解きたり。
余知十と交ること四十年になむ/\とせり。常に以爲おもへらく、古人の俳人、初めに芭蕉あり、中ごろに蕪村あり、一茶あり、後には知十ありと。敢てみづからその故を
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)