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『桃の雫』
ふりがな文庫
『
桃の雫
(
もものしずく
)
』
年若い時分には、私は何事につけても深く/\と入つて行くことを心掛け、また、それを歡びとした。だん/\この世の旅をして、いろ/\な人にも交つて見るうちに、淺く/\と出て行くことの歡びを知つて來た。 古い言葉に、この世にめづらしく思はれるものが …
著者
島崎藤村
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3時間5分(500文字/分)
朗読目安時間
約5時間7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
坐
(
そゞろ
)
食
(
めし
)
高粱
(
カウリヤン
)
尚
(
たつと
)
燈
(
とぼ
)
霽
(
しぐれ
)
飯
(
まゝ
)
比
(
なら
)
心地
(
こゝろもち
)
盲
(
めしひ
)
眼前
(
めのまへ
)
笈
(
おひ
)
比
(
たぐ
)
縁付
(
へりつき
)
加
(
おま
)
嚴
(
いかめ
)
因
(
ちな
)
屋
(
いへ
)
干鮭
(
ほしか
)
恰
(
まる
)
槲
(
かしは
)
聾
(
し
)
葛
(
かづら
)
衾
(
しとね
)
谷間
(
たにあひ
)
野
(
ぬ
)
一入
(
ひとしほ
)
以爲
(
おもへ
)
冥加
(
みやうが
)
占卜
(
うらなひ
)
名跡
(
みやうせき
)
唐黍
(
たうきび
)
屹度
(
きつと
)
己惚
(
うぬぼれ
)
希臘
(
ギリシヤ
)
師走
(
しはす
)
念
(
おも
)
懷裡
(
ふところ
)
栖
(
すみか
)
渚
(
す
)
潔
(
きよ
)
燈火
(
あかり
)
相好
(
さうがう
)
石見
(
いはみ
)
稼穡
(
かしよく
)
空脛
(
からずね
)
自烈
(
じれ
)
蔓
(
はびこ
)
蕙
(
かをりぐさ
)
親仁
(
おやぢ
)
身上
(
しんしやう
)
連合
(
つれあひ
)
隙
(
ひま
)
鮟鱇
(
あんかう
)
上海
(
シャンハイ
)
上總
(
かづさ
)
不便
(
ふびん
)
人體
(
にんてい
)
何人
(
なんぴと
)
俤
(
おもかげ
)
倫敦
(
ロンドン
)
假令
(
たとへ
)
假白
(
こわいろ
)
咄
(
はなし
)
埃及
(
エジプト
)
城崎
(
きのさき
)
天稟
(
てんぴん
)
夷
(
えびす
)
妻籠
(
つまご
)
嫂
(
あによめ
)
嫗
(
おうな
)
安氣
(
あんき
)
寒鯥
(
かんむつ
)
實體
(
じつてい
)
小文
(
こぶみ
)
尺度
(
ものさし
)
岐蘇
(
きそ
)
市
(
いち
)
常夜
(
とこよ
)
庭訓
(
ていきん
)
御咄
(
おはなし
)
挫
(
くじ
)
敏
(
さと
)
族
(
やから
)
日蔭
(
ひかげ
)
日除
(
ひよけ
)
暖簾
(
のれん
)
朝臣
(
あそん
)
欠伸
(
あくび
)
正木
(
まさき
)
汗疹
(
あせも
)
泪
(
なみだ
)
涯
(
はて
)
灰汁
(
あく
)
猶太
(
ユダヤ
)
甘辛
(
あまから
)
甲高
(
かんだか
)
眉間
(
みけん
)
眞
(
まこと
)
眞鐵
(
まがね
)