桃の雫もものしずく
年若い時分には、私は何事につけても深く/\と入つて行くことを心掛け、また、それを歡びとした。だん/\この世の旅をして、いろ/\な人にも交つて見るうちに、淺く/\と出て行くことの歡びを知つて來た。 古い言葉に、この世にめづらしく思はれるものが …
作品に特徴的な語句
めし そゞろ 高粱カウリヤン たつと とぼ しぐれ まゝ なら 心地こゝろもち めしひ おひ たぐ 眼前めのまへ 縁付へりつき おま いかめ ちな いへ 干鮭ほしか まる かづら しとね 谷間たにあひ 一入ひとしほ 以爲おもへ 冥加みやうが 占卜うらなひ 名跡みやうせき 唐黍たうきび 屹度きつと 己惚うぬぼれ 希臘ギリシヤ 師走しはす おも 懷裡ふところ すみか かしは きよ 相好さうがう 石見いはみ 稼穡かしよく 空脛からずね 自烈じれ はびこ かをりぐさ 親仁おやぢ 身上しんしやう 連合つれあひ ひま 鮟鱇あんかう 上海シャンハイ 上總かづさ 不便ふびん 人體にんてい 何人なんぴと おもかげ 倫敦ロンドン 假令たとへ 假白こわいろ はなし 埃及エジプト 城崎きのさき 天稟てんぴん えびす 妻籠つまご あによめ おうな 安氣あんき 寒鯥かんむつ 實體じつてい 小文こぶみ 尺度ものさし 岐蘇きそ いち 常夜とこよ 庭訓ていきん 御咄おはなし くじ さと やから 日蔭ひかげ 日除ひよけ 暖簾のれん 朝臣あそん 欠伸あくび 正木まさき 汗疹あせも なみだ はて 灰汁あく 燈火あかり 猶太ユダヤ 甘辛あまから 甲高かんだか 眉間みけん まこと 眞鐵まがね