“連合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つれあい61.0%
つれあひ14.6%
つれあ14.6%
れんがふ4.9%
れんごう4.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええ、あのころは、あなたが先の連合つれあいと私との事についてよくいろんなことをほじって聞いた、前の事を気味悪がり悪がり聞いた」
雪の日 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
この仕事をはじめかけた頃、次男と三男は相前後して歐洲への畫學修業に遠く旅立ち、長兄の連合つれあひにあたる嫂が青山の親戚の家の方で亡くなつた。
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたくしの連合つれあいは大沢喜十郎と申しまして、二百五十石取りの旗本でございましたが、元年の四月に江戸を脱走して奥州へまいりました。
平造とお鶴 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
わがくに固有こいう風俗ふうぞくとして家名かめい尊重そんちやうする關係上くわんけいじやう當然たうぜん苗字めうじさきにしあとにし、苗字めうじとを連合れんがふして一つの固有名こいうめいかたちづくり、これをもつ個人こじん名稱めいしやうとしたので、苗字めうじさきにするといふことに
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
雲がすっかり消えて、新らしくかれたはがねの空に、つめたいつめたい光がみなぎり、小さな星がいくつか連合れんごうして爆発ばくはつをやり、水車の心棒がキイキイ云います。
烏の北斗七星 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)