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連合
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つれあひ
ふりがな文庫
“
連合
(
つれあひ
)” の例文
この仕事をはじめかけた頃、次男と三男は相前後して歐洲への畫學修業に遠く旅立ち、長兄の
連合
(
つれあひ
)
にあたる嫂が青山の親戚の家の方で亡くなつた。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
此年の春早く、
連合
(
つれあひ
)
に死別れたとかで
独身者
(
ひとりもの
)
の法界屋が、其旅宿に泊つた事がある。お夏の挙動は其夜甚だ怪しかつた。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
一寸
内証
(
ないしよう
)
で言つておくが、これは亭主にとつても同じ事で、女房に好かれようと思つたら、途中で自分の
連合
(
つれあひ
)
に出会つても、成るべく
外
(
そ
)
つ
方
(
ぽう
)
を向いてゐる事だ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
頭がないといつたが無智なのではない。生活共同戰線へたつときには、たのもしい
連合
(
つれあひ
)
である。
下町娘
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
一寸
(
ちよつと
)
なりとも
聞
(
きか
)
るゝなら私もお前に云事ありお前の
連合
(
つれあひ
)
道十郎殿
那
(
あん
)
な
事柄
(
ことがら
)
に
成
(
なら
)
れしは全く誰も
知
(
し
)
る者なし實はあの
折
(
をり
)
十兵衞を
殺
(
ころ
)
した奴は外に
有
(
ある
)
夫を知て居らるゝかと聞よりお光は
飛立
(
とびたつ
)
思
(
おも
)
ひ其十兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
豐田のお婆さんの亡くなつた
連合
(
つれあひ
)
だの、親戚にあたる年老いた漢學者だの、其他豐田さんの身のまはりの人で父の懇意な人は澤山ありまして、國に居る頃は父もまだ昔風に髮を束ねまして
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
上私し主人喜内儀病氣にて
平臥
(
へいぐわ
)
罷
(
まかり
)
在候節私し同樣
若黨
(
わかたう
)
を
勤
(
つと
)
め居候吾助と申者
夜中
(
やちう
)
竊
(
ひそか
)
に主人喜内を
刺殺
(
さしころ
)
し
出奔
(
しゆつぽん
)
致し候に付夫より右喜内妹花と申者と同人
連合
(
つれあひ
)
澤井友次郎并びに私し三人にて吾助が
行方
(
ゆくへ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“連合”で始まる語句
連合軍