“關係上”の読み方と例文
読み方割合
くわんけいじやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新(あた)らしく出京(しゆつきやう)した兄(あに)からは別段(べつだん)學資(がくし)の世話(せわ)を受(う)けない所爲(せゐ)か、自分(じぶん)の身(み)の上(うへ)に就(つ)いては叔父(をぢ)程(ほど)に親(した)しい相談(さうだん)も持(も)ち込(こ)んで來(こ)なかつた。從兄弟(いとこ)の安之助(やすのすけ)とは今迄(いままで)の關係上(くわんけいじやう)大變(たいへん)仲(なか)が好(よ)かつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『四海(かい)を家(いへ)とする』ほどの廣(ひろ)い心持(こゝろもち)もない。國語(こくご)と風俗(ふうぞく)と人種(じんしゆ)との關係上(くわんけいじやう)、世界(せかい)の有(あ)らゆる國民(こくみん)、有(あ)らゆる人種(じんしゆ)に對(たい)して、『一視同仁(しどうじん)』といふほどの、全(まつた)く同(おな)じ親(した)しみを感(かん)じ得(う)るとは云(い)へない。
わが國(くに)固有(こいう)の風俗(ふうぞく)として家名(かめい)を尊重(そんちやう)する關係上(くわんけいじやう)、當然(たうぜん)苗字(めうじ)を先(さき)にし名(な)を後(あと)にし、苗字(めうじ)と名(な)とを連合(れんがふ)して一つの固有名(こいうめい)を形(かたち)づくり、これを以(もつ)て個人(こじん)の名稱(めいしやう)としたので、苗字(めうじ)を先(さき)にするといふことに
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)