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別段
ふりがな文庫
“別段”の読み方と例文
読み方
割合
べつだん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べつだん
(逆引き)
狼群
(
ろうぐん
)
は
鉄砲
(
てっぽう
)
をおそれて日中はあまりでないし、また人間の
姿
(
すがた
)
が見えると、さっさと
逃
(
に
)
げてしまうので、この日は
別段
(
べつだん
)
危険
(
きけん
)
もなかった。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
「自分の家に属してある属領から上って来る物があるからそれで沢山だ。
別段
(
べつだん
)
に法王に御
厄介
(
やっかい
)
をかけてそんなに沢山貰うにも及ばぬ」
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
一体
(
いつたい
)
東海道
(
とうかいだう
)
掛川
(
かけがは
)
の
宿
(
しゆく
)
から
同
(
おなじ
)
汽車
(
きしや
)
に
乗
(
の
)
り
組
(
く
)
んだと
覚
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る、
腰掛
(
こしかけ
)
の
隅
(
すみ
)
に
頭
(
かうべ
)
を
垂
(
た
)
れて、
死灰
(
しくわい
)
の
如
(
ごと
)
く
控
(
ひか
)
へたから
別段
(
べつだん
)
目
(
め
)
にも
留
(
と
)
まらなかつた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
別段(べつだん)の例文をもっと
(18作品)
見る
“別段”の意味
《名詞》
別段(べつだん)
他と異なること。いつもと違うこと。格別。特段。
《形容動詞》
別 段(べつだん)
(打ち消しを伴って)とりわけ。格別。特に。別に。
(出典:Wiktionary)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
段
常用漢字
小6
部首:⽎
9画
“別”で始まる語句
別
別嬪
別離
別荘
別墅
別棟
別懇
別々
別人
別品
検索の候補
為別段
段別
“別段”のふりがなが多い著者
今村明恒
伊東忠太
アントン・チェーホフ
水野仙子
作者不詳
泉鏡太郎
三遊亭円朝
樋口一葉
長塚節
楠山正雄