“べつだん”の漢字の書き方と例文
語句割合
別段100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウム、それ検熱器けんねつきふものだ、これ聴診器ちやうしんきこれ打診器だしんきふものだ。伊「へえー。殿「一つてやらうか。登「いえわたくし別段べつだん何処どこも。 ...
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
小六ころく宗助そうすけきるすこまへに、何處どこかへつて、今朝けさかほさへせなかつた。宗助そうすけ御米およねむかつて別段べつだんその行先ゆくさきたゞしもしなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そこ種々いろ/\押問答おしもんだふしましたが、あいちやんのはうでも別段べつだんうま理屈りくつず、こと芋蟲いもむし非常ひじよう不興ふきようげにえたので、あいちやんは早速さつそくもどりかけました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)