“診”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
97.3%
しん1.6%
0.5%
みせ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主治医としてN博士とその助手が二人ほどに来たばかりで、百万長者の生命を治療するのには、たいへん貧弱すぎたと考えられる。
仲々死なぬ彼奴 (新字新仮名) / 海野十三(著)
〔評〕南洲を病む。英醫偉利斯いりす之をしんして、勞動らうどうすゝむ。南洲是より山野に游獵いうれふせり。人或は病なくして犬をき兎をひ、自ら南洲を學ぶと謂ふ、なり。
ひらけん時分の事で、此の宿しゅくでは第一等の医者だというのを宿やど主人あるじが頼んでくれましたが、まるで虚空蔵様こくうぞうさま化物ばけもの見たようなお医者さまで、みゃくって薬と云っても、漢家かんかの事だから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
見てヤレ/\夫は御手柄々々おてがら/\先生の事ゆゑ定めし斯あらんと存じ仰付おほせつけられとほり醫師もまねおき燒酎せうちう白木綿しろもめん玉子たまごとも調とゝのひ置候なりと云つゝ半四郎倶々とも/″\新藤夫婦を奧へともなひ醫師にみせ市之丞の疵口をぬはせ療治を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)