“診立”の読み方と例文
読み方割合
みた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初は霍乱と診立みたてた医者も、後には普通の暑気あたりではないらしいと言い出した。何かの食い物の中毒ではないかというのである。
廿九日の牡丹餅 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
生命に別条はないが、不具かたわにはなるだろうとの診立みたてで、かえって土地の人が安心しました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「診ましたよ。でも青山一番の幇間たいこ醫者で、診立みたてよりは、仲人の方が上手だ相で」