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『廿九日の牡丹餅』
ふりがな文庫
『
廿九日の牡丹餅
(
にじゅうくにちのぼたもち
)
』
六月末の新聞にこんな記事が発見された。今年は暑気が強く、悪疫が流行する。これを予防するには、家ごとに赤飯を炊いて食えと言い出した者がある。それが相当に行われて、俄かに赤飯を炊いて疫病よけをする家が少くないという。今日でも東京のまん中で、こん …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「富士」1936(昭和11)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約41分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
情
(
すげ
)
合
(
ごう
)
家
(
が
)
付
(
ふ
)
家
(
か
)
湿
(
うる
)
疫病
(
やくびょう
)
懐
(
いだ
)
端
(
はた
)
素
(
そ
)
忌
(
いや
)
罪科
(
ざいか
)
辞
(
いな
)
力
(
りき
)
人体
(
じんてい
)
瓶
(
かめ
)
禍
(
わざわ
)
宿
(
しゅく
)
捉
(
つか
)
盗人
(
ぬすっと
)
穢
(
きたな
)
札付
(
ふだつき
)
町
(
ちょう
)
遊芸
(
ゆうげい
)
面
(
つら
)
通
(
かよ
)
額
(
ひたい
)
駄目
(
だめ
)
粉屋
(
こなや
)
黄粉
(
きなこ
)
瞞
(
だま
)
真
(
ま
)
一間
(
ひとま
)
町方
(
まちかた
)
瓦町
(
かわらまち
)
牽
(
ひ
)
炊
(
た
)
遊山
(
ゆさん
)
脚気
(
かっけ
)
逐
(
お
)
透綾
(
すきや
)
身装
(
みなり
)
蹈
(
ふ
)
路用
(
ろよう
)
診立
(
みた
)
蛇骨
(
じゃこつ
)
蔵前
(
くらまえ
)
葭戸
(
よしど
)
糯米
(
もちごめ
)
肚
(
はら
)
重々
(
じゅうじゅう
)
閏
(
うるう
)
聖天
(
しょうでん
)
老
(
ふ
)
羽
(
はね
)
閾
(
しきい
)
霍乱
(
かくらん
)
午
(
ひる
)
多寡
(
たか
)
堪
(
たま
)
団扇
(
うちわ
)
因
(
よ
)
四
(
よ
)
嚇
(
おど
)
営
(
いとな
)
呪禁
(
まじない
)
口惜
(
くや
)
午飯
(
ひるめし
)
夜詣
(
よまい
)
千生
(
せんしょう
)
刻
(
とき
)
別口
(
べつくち
)
出来
(
しゅったい
)
冷笑
(
あざわら
)
俟
(
ま
)
係合
(
かかりあ
)
会釈
(
えしゃく
)
今日
(
こんにち
)
亡骸
(
なきがら
)
拵
(
こしら
)
注進
(
ちゅうしん
)
気障
(
きざ
)
檐
(
のき
)
極
(
き
)
木偶
(
でく
)
晦日
(
みそか
)
施主
(
せしゅ
)
掃溜
(
はきだめ
)
捫着
(
もんちゃく
)
捕
(
と
)
清元
(
きよもと
)
憚
(
はばか
)
惹
(
ひ
)
悪疫
(
あくえき
)
患
(
わずら
)
帷子
(
かたびら
)
巻添
(
まきぞ
)
工面
(
くめん
)
小女
(
こおんな
)
家
(
うち
)