“罪科”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つみとが51.9%
ざいか22.2%
とが14.8%
おしおき3.7%
ざいくわ3.7%
つみ3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“罪科”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲16.7%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「これは助命の願ひではございません。どんな罪科つみとががありませうとも、小三郎は私の許婚、二世をちぎつた方に違ひはございません」
雪之丞は、そう言われると、まるで、手を下さずに、このひとを殺して行くような気がして、何とも言えぬ罪科つみとがを感じないではいられぬのだ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
千生は自分の不心得から母が殺されるようになったので、重き罪科ざいかにも行わるべきところ、格別のお慈悲を以って追放を命ぜられた。
廿九日の牡丹餅 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
九郎右衛門はきもの据わった男だけに、今更なんの未練もなしに自分の罪科ざいかをいさぎよく白状したので、吟味にちっとも手数が掛からなかった。
心中浪華の春雨 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
されど童子は助けてたべ、いかでか無辜の幼な児に、さる非道なる最期をば、遂げしめるべき罪科とがあらん。
「いいや、そんなことは、どうでもよい。ともあれおぬしがいだいた大逆の罪科とがは、法は勿論、神仏もゆるし給わぬところだ。助かろうなどとは考えるなよ」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私はもう覚悟して居ます。此計画を企てた最初から覚悟して居ます。どんな重い罪科おしおきになつてもちつとも不満はありません。けれども私以外の多数の人々です。この人達は私共とは何の関係もありません。こんな犯罪計画は多人数を語つて居ては、とても成就することが出来ないものだと、最初から私は気付いて居ました。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)
ロレ おゝ、罪深つみふかや/\! おゝ、作法知さはふしらず、恩知おんしらず! これ、そなた罪科ざいくわ國法こくはふでは死罪しざいとある
「まあ待ちなされ、皆の衆! 何も、無駄な罪科つみを重ねるこたあねえでがせう? ひよつとしたら、これあ悪魔ではないかも知れねえのに!」と、助役が言つた。