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黄粉
ふりがな文庫
“黄粉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きなこ
94.4%
こうふん
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きなこ
(逆引き)
ことしは残暑が長く、殊に閏の七月は残暑が例外に強い。その暑気をふせぐには、七月二十九日に
黄粉
(
きなこ
)
の牡丹餅をこしらえて食うがよい。
廿九日の牡丹餅
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
北の
硝子窓
(
がらすまど
)
をしめて、座敷の南縁に立って居ると、ぽつりと一つ大きな白い
粒
(
つぶ
)
が落ちて、乾いて
黄粉
(
きなこ
)
の様になった土にころりところんだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
黄粉(きなこ)の例文をもっと
(17作品)
見る
こうふん
(逆引き)
形は
貝母
(
ばいも
)
に似て、暗緑帯紫の色、一つは咲いて
花弁
(
はなびら
)
が六つ、
黄粉
(
こうふん
)
を包んだ
蘂
(
しべ
)
が六つ、
莟
(
つぼみ
)
が一つ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黄粉(こうふん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“黄粉(きな粉)”の解説
きなこ
きな粉(きなこ、黄粉)は、大豆を炒って皮をむき、挽いた粉である。加熱により大豆特有の臭みが抜け、香ばしい香りになる。語源は「黄なる粉」で、黄な粉とも書く。
ただし実際には黄色ばかりの粉とは限らず、黄大豆を原料にしたきな粉は黄褐色なのに対し、青大豆を原料にしたきな粉は淡緑色なので、「青きな粉」や「うぐいすきな粉」(うぐいす粉)と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“黄粉”で始まる語句
黄粉餅
黄粉握飯
検索の候補
黄粉餅
青黄粉
黄粉握飯
黄斑粉
黄豆粉
“黄粉”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
村井弦斎
徳冨蘆花
梅崎春生
小島烏水
北原白秋
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