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蘂
ふりがな文庫
“蘂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しべ
64.7%
ずゐ
11.8%
しん
11.8%
ずい
11.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しべ
(逆引き)
朝霧淡くひとつひとつに露もちて、薄紫に
蘂
(
しべ
)
青く、
純白
(
まっしろ
)
の、蘂赤く、あわれに咲重なる木槿の花をば、継母は
粥
(
かゆ
)
に交ぜて食するなり。こは
長寿
(
ながいき
)
する薬ぞとよ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蘂(しべ)の例文をもっと
(11作品)
見る
ずゐ
(逆引き)
蘂
(
ずゐ
)
の星、こは戀の花、
吉祥
(
きちじやう
)
の君。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
蘂(ずゐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しん
(逆引き)
ひたむきに
閑
(
しづ
)
けかりけり日の方や
向日葵
(
ひまはり
)
の
蘂
(
しん
)
ぞ
灼
(
や
)
けつくしたる
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
蘂(しん)の例文をもっと
(2作品)
見る
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ずい
(逆引き)
この青年の美貌と、
蘂
(
ずい
)
に透った寂寞感が、むしろ上品に青年の態度や雰囲気をひきしめているのかも知れない。
高原の太陽
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
蘂(ずい)の例文をもっと
(2作品)
見る
蘂
漢検準1級
部首:⾋
19画
“蘂”を含む語句
玉蘂
真蘂
真蘂西堂
碧蘂
雄蘂
雌蘂
円蘂
藁蘂
“蘂”のふりがなが多い著者
薄田淳介
蒲原有明
北原白秋
南方熊楠
薄田泣菫
正岡子規
三遊亭円朝
若山牧水
泉鏡花
岡本かの子