“莟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つぼみ80.9%
つぼ14.8%
ふふ3.5%
ツボミ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吃驚したようにあたりを見ながら、夢に、菖蒲の花を三本、なるを手に提げて、暗い処に立ってると、くなって、太陽した。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
帯腰のしなやかさ、着流しはなおなよなよして、目許がほんのりと睫毛濃く、める紅梅の唇が、艶々と、の蔭にちらりと咲く。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さにづらふ天つをとめが真素肌の乳房のみ人は見にけり
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かれぬ智慧を抱いたまゝ、何も知らず思はずに、過ぎて行つた幾百年、幾万の貴い女性の間に、の花がぽつちりと、げたやうに、物を考へることを知りめた郎女であつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)