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莟
ふりがな文庫
“莟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つぼみ
81.5%
つぼ
14.3%
ふふ
3.4%
ツボミ
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぼみ
(逆引き)
吃驚
(
びっくり
)
したようにあたりを見ながら、夢に、
菖蒲
(
あやめ
)
の花を三本、
莟
(
つぼみ
)
なるを手に提げて、暗い処に立ってると、
明
(
あかる
)
くなって、
太陽
(
ひ
)
が
射
(
さ
)
した。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
莟(つぼみ)の例文をもっと
(50作品+)
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つぼ
(逆引き)
帯腰のしなやかさ、着流しはなおなよなよして、
目許
(
めもと
)
がほんのりと
睫毛
(
まつげ
)
濃く、
莟
(
つぼ
)
める紅梅の唇が、
艶々
(
つやつや
)
と、
静
(
しずか
)
な
鬢
(
びん
)
の蔭にちらりと咲く。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
莟(つぼ)の例文をもっと
(17作品)
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ふふ
(逆引き)
さにづらふ天つをとめが真素肌の乳房の
莟
(
ふふ
)
み人は見にけり
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
莟(ふふ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
ツボミ
(逆引き)
磨
(
ミガ
)
かれぬ
智慧
(
チヱ
)
を抱いたまゝ、何も知らず思はずに、過ぎて行つた幾百年、幾万の貴い
女性
(
ニヨシヤウ
)
の間に、
蓮
(
ハチス
)
の花がぽつちりと、
莟
(
ツボミ
)
を
擡
(
モタ
)
げたやうに、物を考へることを知り
初
(
ソ
)
めた郎女であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
莟(ツボミ)の例文をもっと
(1作品)
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“莟(
蕾
)”の解説
蕾(つぼみ、莟)とは、まだ開いていない状態の花のことである。転じて、前途有望な若者をいうこともある。
(出典:Wikipedia)
莟
漢検1級
部首:⾋
10画
“莟”のふりがなが多い著者
小島烏水
泉鏡花
高浜虚子
徳冨蘆花
泉鏡太郎
牧野富太郎
北原白秋
葉山嘉樹
樋口一葉
徳田秋声