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つぼみ
ふりがな文庫
“つぼみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ツボミ
語句
割合
蕾
66.3%
莟
33.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕾
(逆引き)
枝さきに一ぱいに
蕾
(
つぼみ
)
をつけてゐる中に、半開から八分咲きの輪も混つてゐた。その花は媚びた唇のやうな紫がかつた赤い色をしてゐた。
小町の芍薬
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
障子
(
しやうじ
)
を細目に開けて見ると、江戸中の櫻の
蕾
(
つぼみ
)
が一夜の中に
膨
(
ふく
)
らんで、
甍
(
いらか
)
の波の上に黄金色の
陽炎
(
かげろふ
)
が立ち舞ふやうな美しい朝でした。
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
つぼみ(蕾)の例文をもっと
(50作品+)
見る
莟
(逆引き)
まだ名物の桜の
莟
(
つぼみ
)
も固く、道の枯草に浅緑も
蘇返
(
よみがえ
)
らず、うるんだような宵月が、二人の影法師を長く苅田の中へ引いて居ります。
銭形平次捕物控:245 春宵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ちょうど三月の末、
麦酒
(
ビール
)
会社の岡につづいた桜の
莟
(
つぼみ
)
が
綻
(
ほころ
)
びそめたころ、私は
白金
(
しろかね
)
の塾で大槻医師が転居するという噂を耳にした。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
つぼみ(莟)の例文をもっと
(97作品)
見る
“つぼみ”の意味
《名詞》
つぼみ 【蕾, 莟】
花の開く前の状態のもの。
一人前にならない年頃の者。
(出典:Wiktionary)
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