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綻
ふりがな文庫
“綻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほころ
90.4%
ほころび
5.3%
ほこ
3.3%
おきて
0.5%
ほごろ
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほころ
(逆引き)
一人が腰を捉まえた拍子に、ビリビリ音がして単衣羽織が
綻
(
ほころ
)
びた。必死で片腕にぶら下っている手塚が殺気立って息を切らしながら
牡丹
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
綻(ほころ)の例文をもっと
(50作品+)
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ほころび
(逆引き)
そうして御米が
絣
(
かすり
)
の羽織を受取って、
袖口
(
そでくち
)
の
綻
(
ほころび
)
を
繕
(
つくろ
)
っている間、小六は何にもせずにそこへ
坐
(
すわ
)
って、御米の手先を見つめていた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
綻(ほころび)の例文をもっと
(11作品)
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ほこ
(逆引き)
あれはごまかしです、あの衿は初めから
綻
(
ほこ
)
ろびていたんで、それを見たものですからちょいと鍔を鳴らして、だって御城代、衿の縫目を
半之助祝言
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
綻(ほこ)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
おきて
(逆引き)
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
氏のミュンヘン雑記や、室生犀星氏の文学を包囲する速力、
三木清
(
みききよし
)
氏の啓蒙文学論、
河上肇
(
かわかみはじめ
)
氏の第二貧乏物語、ピリニヤークの狼の
綻
(
おきて
)
などと云ったものは
文学的自叙伝
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
綻(おきて)の例文をもっと
(1作品)
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ほごろ
(逆引き)
女は半分平次へかけて言って、わずかに頬を
綻
(
ほごろ
)
ばせます。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
綻(ほごろ)の例文をもっと
(1作品)
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綻
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“綻”を含む語句
破綻
大破綻
漸綻
程綻
“綻”のふりがなが多い著者
吉川英治
小栗虫太郎
中里介山
谷崎潤一郎
佐々木邦
三遊亭円朝
紫式部
夏目漱石
岡本かの子
薄田泣菫