“河上肇”の読み方と例文
読み方割合
かわかみはじめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎藤茂吉さいとうもきち氏のミュンヘン雑記や、室生犀星氏の文学を包囲する速力、三木清みききよし氏の啓蒙文学論、河上肇かわかみはじめ氏の第二貧乏物語、ピリニヤークの狼のおきてなどと云ったものは
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
かつて河上肇かわかみはじめ氏とはじめて対面した時(これから述べる話柄は個人的なものだから、ここに公言するのはあるいは失当かもしれないが、ここでは普通の礼儀をしばらく顧みないことにする)
宣言一つ (新字新仮名) / 有島武郎(著)
河上肇かわかみはじめ博士の説の如く、貴族と有産階級とに論なく、臨機の処置として国民全体が一斉平等に外米を混じた米を食べるだけの忍耐を自覚せしめ、社会に外米を混じない米の存在を許さないことにし
食糧騒動について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)