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『食糧騒動について』
ふりがな文庫
『
食糧騒動について
(
しょくりょうそうどうについて
)
』
このたびの三府一道三十余県という広汎な範囲にわたって爆発した民衆の食糧騒動は天明や天保年間の飢饉時代に起ったそれよりは劇烈を極めて、大正の歴史に意外の汚点を留めるに到りました。私はこれについて浮んだいろいろの感想の一部を順序もなく書きます。 …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「太陽」1918(大正7)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
馳
(
ば
)
更
(
か
)
挙
(
こぞ
)
纔
(
わず
)
石
(
こく
)
廉
(
やす
)
盛
(
さかん
)
掠奪
(
りゃくだつ
)
浦塩
(
ウラジオ
)
瀕
(
ひん
)
為
(
な
)
燎原
(
りょうげん
)
田尻
(
たじり
)
留
(
とど
)
鍋
(
なべ
)
秕政
(
ひせい
)
窃
(
ひそ
)
縋
(
すが
)
謀
(
はか
)
贅沢
(
ぜいたく
)
迂闊
(
うかつ
)
醵出
(
きょしゅつ
)
天明
(
てんめい
)
乃至
(
ないし
)
何人
(
なんぴと
)
偸
(
ぬす
)
兆
(
きざ
)
割
(
さ
)
厨
(
くりや
)
司
(
つかさど
)
埒
(
らち
)
天保
(
てんぽう
)
殊
(
こと
)
尠
(
すくな
)
就中
(
なかんずく
)
恐懼
(
きょうく
)
悉
(
ことごと
)
愧
(
は
)
所以
(
ゆえん
)
抛棄
(
ほうき
)
一揆
(
いっき
)