“天保”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんぽう93.2%
てんぱう4.5%
てんぽ2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天保てんぽう頃の江戸の分限者ぶげんしゃの番附では、西の大関に据えられている、千万長者の家へもらわれて行ったのですが、それは今で云う政略結婚で
ある恋の話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
天保てんぱう八年丁酉ひのととりとし二月十九日の暁方あけがた七つどきに、大阪西町奉行所にしまちぶぎやうしよの門をたゝくものがある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
◎龍馬の生れた日ですか、天保てんぽ六年の十一月十五日で丁度斬られた月日(慶応三年十一月十五日)と一緒だと聞ひて居るのですが書物には十月とあります、どちらがしんだか分りませぬ。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)