“天保銭”のいろいろな読み方と例文
旧字:天保錢
読み方割合
てんぽうせん92.9%
てんぽせん7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ベンチに大きな天保銭てんぽうせんの形がくっつけてある。これはいわゆる天保銭主義と称する主義の宣伝のためにここに寄附されたものらしい。
雑記(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その人がそでを出して、しきりに何か催促するじゃありませんか。栄吉さんもしかたなしに、天保銭てんぽうせんを一枚そのたもとの中に入れてやりましたよ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)