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『雑記(Ⅰ)』
ふりがな文庫
『
雑記(Ⅰ)
(
ざっき(いち)
)
』
一日比谷から鶴見へ 夏のある朝築地まで用があって電車で出掛けた。日比谷で乗換える時に時計を見ると、まだ少し予定の時刻より早過ぎたから、ちょっと公園へはいってみた。秋草などのある広場へ出てみると、カンナや朝貌が咲きそろって綺麗だった。いつもと …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「中央公論」1922(大正11)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約34分(500文字/分)
朗読目安時間
約56分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
す
)
扇形
(
セクトル
)
因
(
ちな
)
懐
(
いだ
)
此方
(
こっち
)
泛
(
ただよ
)
六
(
むつ
)
幽咽
(
ゆういん
)
春秋
(
しゅんじゅう
)
暴
(
あら
)
清水
(
きよみず
)
穿
(
うが
)
葺
(
ぶき
)
裏
(
うち
)
鳥冠
(
とりかぶと
)
了簡
(
りょうけん
)
些細
(
ささい
)
人力
(
じんりき
)
伶人
(
れいじん
)
健気
(
けなげ
)
入破
(
じゅは
)
具
(
そな
)
凹地
(
くぼち
)
別墅
(
べっしょ
)
前立
(
まえだて
)
割
(
さ
)
卑怯
(
ひきょう
)
厖大
(
ぼうだい
)
可笑
(
おか
)
呑気
(
のんき
)
嘴
(
くちばし
)
地久
(
ちきゅう
)
境内
(
けいだい
)
声高
(
こわだか
)
天竺
(
てんじく
)
宅
(
うち
)
官衙
(
かんが
)
寄席
(
よせ
)
寝衣
(
ねまき
)
射的
(
しゃてき
)
尖
(
とが
)
弛緩
(
しかん
)
我邦
(
わがくに
)
截然
(
せつぜん
)
所以
(
ゆえん
)
手垢
(
てあか
)
拇指
(
おやゆび
)
掩蔽
(
えんぺい
)
揉
(
も
)
提
(
さ
)
揺曳
(
ようえい
)
摺鉢
(
すりばち
)
新豊
(
しんぽう
)
曝
(
さら
)
有
(
も
)
朝貌
(
あさがお
)
朝靄
(
あさもや
)
棲
(
す
)
棺柩
(
かんきゅう
)
楊枝
(
ようじ
)
櫓
(
やぐら
)
止
(
や
)
汀
(
みぎわ
)
洞簫
(
どうしょう
)
渓間
(
たにま
)
渾然
(
こんぜん
)
溝渠
(
こうきょ
)
漏刻
(
ろうこく
)
煎
(
せん
)
牽
(
ひ
)
獰悪
(
どうあく
)
琵琶
(
びわ
)
畢竟
(
ひっきょう
)
疋
(
ぴき
)
白墨
(
はくぼく
)
白洲
(
しらす
)
直垂
(
ひたたれ
)
真鍮
(
しんちゅう
)
稀有
(
けう
)
箍
(
たが
)
算盤
(
そろばん
)
築地
(
つきじ
)
篳篥
(
ひちりき
)
簫
(
しょう
)
素人
(
しろうと
)
綺麗
(
きれい
)
罵
(
ののし
)
羨
(
うらや
)
羯鼓
(
かっこ
)
考え
(
イデー
)
耽
(
ふけ
)
聳
(
そび
)
脂汗
(
あぶらあせ
)
舒
(
の
)
苛立
(
いらだ
)
落度
(
おちど
)
蔽
(
おお
)
蟇口
(
がまぐち
)
襦袢
(
じゅばん
)
覗
(
のぞ
)