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截然
ふりがな文庫
“截然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せつぜん
89.3%
きつぱり
3.6%
くつきり
3.6%
さいぜん
3.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつぜん
(逆引き)
私にもっと鋭敏な感受性があったなら、私は凡てを捨てて詩に走ったであろう。そこには詩人の世界が
截然
(
せつぜん
)
として
創
(
つく
)
り上げられている。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
截然(せつぜん)の例文をもっと
(25作品)
見る
きつぱり
(逆引き)
「なんですかでは
可厭
(
いや
)
です、
宜
(
よろし
)
いと
截然
(
きつぱり
)
有仰
(
おつしや
)
つて下さい。さあ、さあ、貴方」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
截然(きつぱり)の例文をもっと
(1作品)
見る
くつきり
(逆引き)
ぽつ/\と
簇
(
むらが
)
つた
村落
(
むら
)
の
木立
(
こだち
)
の
孰
(
いづ
)
れも
悉
(
こと/″\
)
く
赭
(
あか
)
いくすんだ
葉
(
は
)
を
以
(
もつ
)
て
掩
(
おほ
)
はれて
居
(
ゐ
)
る。さうして
低
(
ひく
)
く
相
(
あひ
)
接
(
せつ
)
して
居
(
ゐ
)
る
木立
(
こだち
)
との
間
(
あひだ
)
に
截然
(
くつきり
)
と
強
(
つよ
)
い
線
(
せん
)
を
描
(
ゑが
)
いて
空
(
そら
)
は
憎
(
にく
)
い
程
(
ほど
)
冴
(
さえ
)
て
居
(
ゐ
)
る。さうだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
截然(くつきり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さいぜん
(逆引き)
その細別は、もちろん無限にあるわけですが、この二つの範疇を区別する特質はかなり
截然
(
さいぜん
)
としています。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
截然(さいぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“截然”の意味
《形容動詞》
截 然(せつぜん)
区別が付く。切り離されたような。はっきりした。
(出典:Wiktionary)
截
漢検1級
部首:⼽
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“截”で始まる語句
截
截断
截石
截切
截片
截石法
截江鬼
截割
截鉄
截餘
“截然”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
九鬼周造
高浜虚子
山路愛山
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
橘外男
牧野富太郎
夏目漱石
柳田国男
大隈重信