トップ
>
截江鬼
ふりがな文庫
“截江鬼”の読み方と例文
読み方
割合
せっこうき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっこうき
(逆引き)
張順は引っ返して、
厨所
(
だいどころ
)
から
料理庖丁
(
いたまえぼうちょう
)
を手にかくして来た。
江上稼
(
こうじょうかせ
)
ぎの悪船頭、
截江鬼
(
せっこうき
)
をここで見てはもう見のがしておけないという気になっていたのである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「へい、先日、張順さんにもお願いしてあるんです。そうそう言い遅れたが、張順さん、ついさっき、
截江鬼
(
せっこうき
)
の
張旺
(
ちょうおう
)
のやつが、ここをあたふた通って行ったぜ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが婆さん、この
截江鬼
(
せっこうき
)
の
張旺
(
ちょうおう
)
だって、いつもそうそう、
素寒貧
(
すかんぴん
)
じゃねえんだぜ。巧奴にも言っといてくれ。これだけあったら当分は通いづめでも
費
(
つか
)
いきれめえッて
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
截江鬼(せっこうき)の例文をもっと
(1作品)
見る
截
漢検1級
部首:⼽
14画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“截”で始まる語句
截
截然
截断
截石
截切
截片
截石法
截割
截鉄
截餘