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素寒貧
ふりがな文庫
“素寒貧”の読み方と例文
読み方
割合
すかんぴん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すかんぴん
(逆引き)
極言すれば、彼等の窮極の目的は、会社の運命がどうなろうと、
搾取者
(
さくしゅしゃ
)
宮崎常右衛門を、彼等同然の一
素寒貧
(
すかんぴん
)
に引落すことであった。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しかしその効能はおそろしいもので、
素寒貧
(
すかんぴん
)
の書生は十年ならずして
谷文晁
(
たにぶんちょう
)
が
写山楼
(
しゃざんろう
)
もよろしくという邸宅の主人になりました。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
貧乏のうちは、持って生まれた感情の高潔さというものを保っておられるが、
素寒貧
(
すかんぴん
)
となると、誰だってそうはいきませんて。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
素寒貧(すかんぴん)の例文をもっと
(26作品)
見る
“素寒貧”の意味
《名詞》
貧しく身に何も持たないこと。無一文。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
貧
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
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