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すかんぴん
ふりがな文庫
“すかんぴん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
素寒貧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素寒貧
(逆引き)
今柳橋で美人に拝まれる月も昔は「入るべき山もなし」、
極
(
ごく
)
の
素寒貧
(
すかんぴん
)
であッた。実に今は住む百万の
蒼生草
(
あおひとぐさ
)
,実に昔は生えていた億万の
生草
(
なまくさ
)
。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
新聞記者などが大臣を
誹
(
そし
)
るを見て「いくら新聞屋が
法螺
(
ほら
)
吹いたとて、大臣は
親任官
(
しんにんかん
)
、新聞屋は
素寒貧
(
すかんぴん
)
、月と
泥鼈
(
すっぽん
)
ほどの違ひだ」などと
罵
(
ののし
)
り申候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
素寒貧
(
すかんぴん
)
でゐるよりも、
生活
(
くらし
)
が豊かでゐた方が、租税もよく納めるし、乞食にもよく施しをするものだといふ事を発見した。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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