『歌よみに与ふる書（うたよみにあたうるしょ）』

歌よみに与ふる書 仰の如く近来和歌は一向に振ひ不申候。正直に申し候へば万葉以来実朝以来一向に振ひ不申候。実朝といふ人は三十にも足らで、いざこれからといふ処にてあへなき最期を遂げられ誠に残念致し候。あの人をして今十年も活かして置いたならどんな …

著者	正岡子規
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約35分（500文字/分）
朗読目安時間	約58分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

仰（おおせ） 著（いちじるし） 生（せい） 些（さ） 係（か） 掛合（かけあわせ） 冥加（めいか） 調（ちょう） 爾（し） 拘（こだわ） 御思（おんおも） 辺（べ） 直（ただち） 発（はな） 側（はた） 入（いり） 従（したがっ） 詳（つまびら） 悪（あし） 尤（もっとも） 縦（よ） 小舟（おぶね） 罷（まかり） 存（ぞんじ） 致（いたし） 最（もっとも） 如何（いかが） 庵（いお） 但（ただし） 大海（おおうみ） 外面（とのも） 壮（さかん） 強（あなが） 元（も） 合（あい） 凡（およそ） 詳（つまびらか） 誦（しょう） 十（と） 尽（ことごと） 将（は） 嶺（ね） 能（あた） 巧（たくみ） 自（おのずか） 自惚（うぬぼれ） 婆（ばば） 如何（いかん） 如（し） 舐（ねぶ） 艶（えん） 大（おおい） 弄（ろう） 薄（すすき） 哉（や） 御尤（ごもっとも） 思（おぼ） 恨（うらみ） 誤（あやまり） 匂（におい） 痩（やせ） 剥（む） 武士（もののふ） 畏（おそ） 由（よ） 列（つら） 迷（まよい） 焚（や） 内外（うちと） 仕掛（しか） 無之（これなき） 不（ぶ） 謂（いい） 甚（はなはだ） 楽（たのし） 気遣（きづかい） 遥（はるか） 間敷（まじき） 持（もち） 不尽（ふじん） 有之（これある） 優（まさ） 淋（さび） 無之（これなく） 海人（あま） 浅見（せんけん） 流行（はや） 紅葉（もみじ） 毫（ごう） 菫（すみれ） 殆（ほとん） 殊（こと） 比良（ひら） 総（すべ） 綺麗（きれい） 紛（まぎ） 泥鼈（すっぽん） 法螺（ほら） 活（い） 素人（しろうと）

題名が同じ作品

歌よみに与ふる書 （新字新仮名）／ 正岡子規 （著）

歌よみに与ふる書 （旧字旧仮名）／ 正岡子規 （著）