“間敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まじく50.0%
まじき37.5%
ましく6.3%
まじ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出し且又はなしの内に立せ間敷まじく其爲そのため朋輩ほうばいを頼み置きたりおはなしあらば心靜かに咄し給へといと發明はつめいなる働に傳吉は其頓智とんち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
(中略)されば一国一郡をも治め玉はん御方々は、殊更に此子細を御心にしめて、忘れ玉ふ間敷まじき御事也。是即ち大将軍家への、第一の御忠勤也。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
君の崇拝する篠田先生も紡績女工の夜業などには、大分だいぶ間敷ましく鋭鋒えいほうを向けられるが、新聞配達の夜業はドウしたもんだイ、ひとの目にる塵をかぞへておのれの目に在る梁木うつばり御存ごぞんじないのか、矢ツ張り
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
やぶらするのも氣の毒千萬私しも今迄けつして他言たごんは致す間敷まじとは思ひしがお前が私の言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)