“梁木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うつばり42.9%
はりき28.6%
はり14.3%
はりぎ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スキアヴォーニアの風に吹寄せられてイタリアの背なる生くる梁木うつばりの間にかたまれる雪も 八五—八七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
周囲の子供等を引率して学校の授業も何もかまはずに山や沢に出掛けるので、そのやり方が何処どこか猛烈なところがあつた。一度教員は忿怒ふんどして学校の梁木はりきにその童子をつるして折檻せつかんしたことがある。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
角柱は意外に重く、そのうえ壊れた板や梁木はりなどがかぶさっているため、よういに動くけしきがなかった。そこへ二人ばかり走り寄って、万吉といっしょに丸太を担ぎあげた。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
河中に転落する黒焦くろこげ梁木はりぎ
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)