“梁楷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうかい80.0%
りやうかい10.0%
リヤウカイ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏珪かけいの宣和画院系の墨画あたりから、梁楷りょうかい因陀羅いんだら牧谿もっけいなどの画品を携え帰って、これがやがて東山将軍家の鑑賞に収められ
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
徽宗きそう皇帝、梁楷りやうかい、馬遠、牧渓ぼくけい、それから、この夏珪、みんな北宗画の巨頭なのだ。どんな小幅だつて五千円もする。この幅などは、お父様が、今迄見た中での傑作だ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「ソノ画風、長谷川派(等伯トウハク)ニ出ヅ」とあったり「海北友松ニ師事ス」と見えたり、「梁楷リヤウカイナラフ」とするのもあって、古来、そして今日までも、これにはまだ定説というものがないのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)