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徽宗
ふりがな文庫
“徽宗”の読み方と例文
読み方
割合
きそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きそう
(逆引き)
蹴毬
(
けまり
)
の妙技から、ついに、
徽宗
(
きそう
)
帝に知られ、
鰻
(
うなぎ
)
のぼりの出世をとげた法外な成上がり者なることを今でも覚えている者が少なくなかった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは
宋
(
そう
)
の
徽宗
(
きそう
)
皇帝の
御筆
(
ぎょひつ
)
という
鷹
(
たか
)
の一軸である。酒宴が果てて客がみな帰り去った後、夜が
更
(
ふ
)
けてからかの狐が忍んで来た。
中国怪奇小説集:15 池北偶談(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その他
哥舒翰
(
かじょかん
)
がその馬
赤
(
せき
)
将軍の背に
朝章
(
ちょうしょう
)
を加え、宋
徽宗
(
きそう
)
がその馬に
竜驤
(
りゅうじょう
)
将軍を賜うたなど支那にすこぶる例多いが
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
徽宗(きそう)の例文をもっと
(12作品)
見る
“徽宗”の解説
徽宗(きそう)は、北宋の第8代皇帝。諡号は体神合道駿烈遜功聖文仁徳憲慈顕孝皇帝(退位したので「遜」(ゆずる)という文字が入っている)。諱は佶。第6代皇帝神宗の六男(第11子)。
書画の才に優れ、北宋最高の芸術家の一人と言われる。一方で政治的には無能で、彼の治世には人民は悪政に苦しみ、『水滸伝』のモデルになった宋江の乱など、地方反乱が頻発した。
(出典:Wikipedia)
徽
漢検準1級
部首:⼻
17画
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“徽”で始まる語句
徽章
徽典館
徽州
徽號
徽
徽号
徽章無
徽音殿
“徽宗”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
南方熊楠
幸田露伴
菊池寛
吉川英治
国枝史郎
岡本綺堂
野村胡堂