“徽章”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きしょう82.4%
きしやう9.5%
しるし4.1%
きしゃう1.4%
きしよう1.4%
メダル1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本妙寺に祀(まつ)られてある、加藤清正公の神苑で、凱旋祝賀会があったときにも、私は白色銅葉章(ようしょう)と従軍徽章(きしょう)を胸に着(つ)けた父と一緒に行った。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
だが主人は中学生の言葉で、その帽子の徽章(きしやう)をチラと見た。稲の輪のなかに「早工」と記してある。早稲田の工手学校の生徒だ。
姉弟と新聞配達 (新字旧仮名) / 犬養健(著)
灰色の毛皮の敷物の端(はし)を車の後に垂れて、横縞(よこじま)の華麗(はなやか)なる浮波織(ふはおり)の蔽膝(ひざかけ)して、提灯(ちようちん)の徽章(しるし)はTの花文字を二個(ふたつ)組合せたるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
どうしてその人が競馬の何かだといふことがわかったかと云ひますと、実はその人の胸に蹄鉄(ていてつ)の形の徽章(きしゃう)のついてゐたのを、さっき私は椅子にかける前ちゃんと見たのです。
毒蛾 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
此方(こなた)に紅菊(くれなゐぎく)の徽章(きしよう)つけし愛嬌(あいけう)沢山の紳士達の忙しげなるは接待係の外交官なるべし。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
勲章、賞牌(しょうはい)、徽章(メダル)等が無造作に押し込んである。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)