だが主人は中学生の言葉で、その帽子の徽章をチラと見た。稲の輪のなかに「早工」と記してある。早稲田の工手学校の生徒だ。
帽子をかむつて町へいくと、町の子供が徽章を見て、松吉、杉作が田舎から来たことをさとるに違ひありません。それが二人はいやだつたのです。
“徽章”の意味
“徽章(記章)”の解説
記章(きしょう)とは、主にバッジ(Badge)、メダル(medal)のこと。徽章と同義的な意味を持つ。付ける部位によって襟章、腕章、肩章、胸章、袖章、臂章、帽章、周章などとも呼ばれる。その他、ワッペン、名札、杯のことを指すこともある。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
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