“地主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぢぬし48.5%
じぬし45.5%
ちしゆ3.0%
ヂシユ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同月どうげつ二十八にちには、幻翁げんおう玄子げんしとの三にん出掛でかけた。今日けふ馬籠方まごめがた街道かいだうひだりまがつた小徑こみち左手ひだりてで、地主ぢぬしことなるのである。
と、海蔵かいぞうさんがいいました。そばにてみると、それはこの附近ふきん土地とちっている、まちとしとった地主じぬしであることがわかりました。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
してまた地主ちしゆなりやそりや當り前のこつちやからして。物持ちも辛いわ。
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
だから、宮廷、社会の為に、精霊を圧へに来ることは、常世の賓客の様でありながら、実に其地方の地主ヂシユなる神及び、その眷属なる事が多い。