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詰襟
ふりがな文庫
“詰襟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つめえり
97.0%
つめゑり
3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つめえり
(逆引き)
暑い木陰のない路を歩いてきて、ここで汗になった
詰襟
(
つめえり
)
の
小倉
(
こくら
)
の夏服をぬいで、瓜を
食
(
く
)
った時のうまかったことを清三は覚えている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
浪屋の表座敷、床の間の正面に、丸田官蔵、この成金、何の好みか、例なる
詰襟
(
つめえり
)
の紺の洋服、
高胡坐
(
たかあぐら
)
、座にある
幇間
(
ほうかん
)
を大音に呼ぶ。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
詰襟(つめえり)の例文をもっと
(32作品)
見る
つめゑり
(逆引き)
学習院の
平素
(
ふだん
)
の制服といふのは、
釦
(
ぼたん
)
のない
詰襟
(
つめゑり
)
のホツク
留
(
どめ
)
だが、
加之
(
おまけ
)
に帽子の
徽章
(
きしやう
)
が桜の花になつてゐるので、どうかすると海軍士官に間違はれる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
詰襟(つめゑり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“詰襟”の解説
詰襟(つめえり)とは洋服の形態のうち、首元までボタン、ホックあるいはその他の方法で閉めて着用するタイプの襟をいう。反対語は「開襟」。
襟の仕立て方によって立襟と折襟に大別される。
本来は上衣のみならずシャツなどについても用いられる用語であるが、現代日本における慣用的用法としての「詰襟」は、もっぱら「立襟の上衣」の代名詞として用いられる。
(出典:Wikipedia)
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
“詰襟”で始まる語句
詰襟服
詰襟姿
詰襟金釦
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詰襟服
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