“つめえり”の漢字の書き方と例文
語句割合
詰襟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生家さと居周いまわりにある昔からの知合の家などであったが、受けて来る仕事は、大抵詰襟つめえりの労働服か、自転車乗の半窄袴はんズボンぐらいのものであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
自分のいるところより一段高いところに、白い詰襟つめえりの制服をつけた警官が二三人卓に向って坐っているのがちらと目に入った。
六月 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
その外には詰襟つめえりの制服にいかめしい制帽を被った巨大漢きょだいかんと、もう一人背広を着た雑誌記者らしいのとが肩を並べて立っていた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)