“結合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むすびあ20.0%
けつがふ20.0%
くっつ10.0%
けつごう10.0%
むすびつき10.0%
コンバイン10.0%
コンビネーション10.0%
スムイチカ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いざ汝わが今語るところに心をとめよ、己が造主と結合むすびあへるこの性は、その造られし時の如く純にして善なりしかど 三四—三六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
國語こくご國民思想こくみんしさう交換かうくわん聯絡れんらく結合けつがふ機關きくわんで、國民こくみん神聖しんせいなる徽章きしやうでもあり、至寶しはうでもある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
要するにたれの恋でもこれが大切おおぎりだよ、女という動物は三月たつと十人が十人、きて了う、夫婦なら仕方がないから結合くっついている。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
もっとくわしくいうと、男女なんによ両柱ふたはしら神々かみがみがそれぞれ御分霊ごぶんれいし、その二つが結合けつごうして、ここに一つの独立どくりつした身魂みたまつくられたのでございます。
この三人は、実が長く家を留守にした間、互に艱難かんなんめ尽したという心の結合むすびつきが有る。弱いお倉、病身の宗蔵は、わずかに三吉を力にして、生命いのちつないで来たようなものだった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「一方女房の方には財力があります。養子女婿の縁組は優秀な頭と有効な資力を結合コンバインするんですから、取りも直さず、人類を向上させる優生運動ゆうせいうんどうの一種です」
秀才養子鑑 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
もし、それが真実だったら、この朦朧とした結合コンビネーションには、永劫解ける望みがない
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)