“警官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいかん55.6%
けいくわん33.3%
おまわり11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち、やっと起きあがった警官けいかん加勢かせいにかけつけ、りょううでを水車みずぐるまのようにふりまわして、目に見えぬてきにおどりかかっていった。
颶風はやてぎる警告けいこくのために、一人いちにんけまはつた警官けいくわんも、外套ぐわいたうなしにほねまでぐしよれにとほつて——夜警やけい小屋こやで、あまりのこと
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
階子はしごをさして天井へ上った、警官おまわりさんの洋剣サアベルが、何かの拍子にさかさまになって、鍔元つばもとが緩んでいたか、すっと抜出ぬけだしたために、下に居たものが一人、切られた事がある座敷だそうで。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)