“嚴重”のいろいろな読み方と例文
新字:厳重
読み方割合
げんぢう50.0%
げんぢゆう33.3%
きびしく8.3%
きびしき8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨蛙あまがへる青蛙あをがへるが、そんなはなわざはしなからうとおもつたが——勿論もちろん、それだけに、ふた嚴重げんぢうでなしにすきがあればあつたのであらう。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
よく見ると戸締りは恐ろしく嚴重げんぢゆうですが、縁側の雨戸が一枚、外からコジ開けた樣子で、敷居しきゐの痛んだところがあります。
引捕ひつとら嚴重きびしく吟味ぎんみする成れば早速に相分らんにくやつ仕業しわざかな若しもいつはる時は領主へ訴へ吟味ぎんみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
らんある處に惣身そうしん痩衰やせおとろへ如何にも嚴重きびしき拷問がうもんに掛しと見えてはなはつかれたる樣だいなり其歳は三十五六歳物柔和ものやはらかなる體なり妻專は之も痩衰やせおとろへたる有樣にて其ていあはれに見えにけり明智の大岡殿故其とらるゝ處や有けんことばしづかに傳吉汝は如何なる意趣いしゆにて親屬しんぞくなる昌次郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)