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引捕
ふりがな文庫
“引捕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひっとら
35.3%
ひつとら
23.5%
ひきとら
11.8%
ひっつか
11.8%
ひっつかま
5.9%
ひつとらへ
5.9%
ひッとら
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひっとら
(逆引き)
そのときこそ
引捕
(
ひっとら
)
えてくれるぞと、私は深く心に期するところがあった。そしてそれからは毎日のようにH街に出ばって眼を光らせた。
大脳手術
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
引捕(ひっとら)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひつとら
(逆引き)
犬達を押しのけて、
真黒
(
まつくろ
)
な着物の男を
引捕
(
ひつとら
)
へました。調べてみると懐に一杯お金をつめこんでゐます。
泥坊
(
どろばう
)
なんです。
犬の八公
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
引捕(ひつとら)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひきとら
(逆引き)
考へ所持の金子を盜み取んとするにより
引捕
(
ひきとら
)
へて金子は取り返し以來心を改めよとてよく/\
異見
(
いけん
)
を
差加
(
さしくは
)
へ候節宿屋の者共
馳來
(
はせきた
)
りて
渠
(
かれ
)
が
片小鬢
(
かたこびん
)
の毛を
拔取
(
ぬきとり
)
入墨
(
いれずみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引捕(ひきとら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ひっつか
(逆引き)
ソレカラ
一月
(
ひとつき
)
経
(
た
)
ち
二月
(
ふたつき
)
、
三月
(
みつき
)
経って、
此方
(
こっち
)
もチャント塾の勝手を心得て、人の名も知れば顔も知ると云うことになって当り前に勉強して居る。
一日
(
あるひ
)
その今の男を
引捕
(
ひっつか
)
まえた。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
引捕(ひっつか)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひっつかま
(逆引き)
翌朝
(
よくちょう
)
帰
(
かえっ
)
て平気で居るから、
此方
(
こっち
)
も平気で、私が
鋏
(
はさみ
)
を持て
行
(
いっ
)
てひょいと
引捕
(
ひっつかま
)
えた所が、手塚が驚いて
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
引捕(ひっつかま)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひつとらへ
(逆引き)
知ざるは
人間
(
にんげん
)
にあらずといふ儘に
引捕
(
ひつとらへ
)
ければ三吉は大に驚き
逃出
(
にげいだ
)
さんとする所を肥前の小猿
飛懸
(
とびかゝ
)
りて
拔打
(
ぬきうち
)
に右の腕を打落すに雲切仁左衞門は
大脇差
(
おほわきざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引捕(ひつとらへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひッとら
(逆引き)
逃げるのを
追懸
(
おッか
)
けて、
引捕
(
ひッとら
)
え、手もなく
頸
(
うなじ
)
の
斑
(
ぶち
)
を
掴
(
つか
)
んで、いつか継父が
児
(
こ
)
を
縊
(
くび
)
り殺した
死骸
(
しがい
)
の紫色の頬が
附着
(
くッつ
)
いていた処だといって今でも人は寄附かない、ロハ台の際まで
引摺
(
ひきず
)
って来ると
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引捕(ひッとら)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引捕”のふりがなが多い著者
巌谷小波
作者不詳
福沢諭吉
国木田独歩
中里介山
海野十三
泉鏡花
江戸川乱歩
豊島与志雄