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逃出
ふりがな文庫
“逃出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にげだ
70.4%
にげいで
11.1%
にげいだ
7.4%
にげい
3.7%
にげで
3.7%
のがれい
3.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげだ
(逆引き)
竜子は母の枕元で話をしながらシュウクリイムを一口
頬張
(
ほおば
)
った所なので、次の
間
(
ま
)
へ
逃出
(
にげだ
)
して口のはたと指先とをふいた
後
(
のち
)
静に元の座に立戻った。
寐顔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
逃出(にげだ)の例文をもっと
(19作品)
見る
にげいで
(逆引き)
掛出さんとする
機
(
をり
)
番頭太藏は
眼
(
め
)
を覺まし大音に
盜人々々
(
どろばう/\
)
と聲を立るゆゑ仁左衞門小猿は
逃出
(
にげいで
)
んとする所に大勢
追來
(
おひきた
)
りしかば
止
(
やむ
)
を得ず三人程
切拂
(
きりはら
)
ひて其場を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
逃出(にげいで)の例文をもっと
(3作品)
見る
にげいだ
(逆引き)
庇間合
(
ひあはひ
)
へ
捨置
(
すておき
)
て
早足
(
はやあし
)
に
逃出
(
にげいだ
)
し手拭ひにて深く
頬冠
(
ほゝかむ
)
りをなし
膽
(
きも
)
太
(
ふと
)
くも坂本通りを逃行く
機
(
をり
)
から向うより町方の定廻り同心手先三人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
逃出(にげいだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
にげい
(逆引き)
其
剣幕
(
けんまく
)
に驚きまどひて予も
慌
(
あわ
)
たゞしく
逃出
(
にげい
)
だし、
只
(
と
)
見
(
み
)
れば犬は何やらむ口に
銜
(
くは
)
へて躍り狂ふ、こは怪し口に銜へたるは
一尾
(
いちび
)
の
魚
(
うを
)
なり、そも何ぞと見むと欲して近寄れば、
獲物
(
えもの
)
を奪ふとや思ひけむ
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
逃出(にげい)の例文をもっと
(1作品)
見る
にげで
(逆引き)
大燒原
(
おほやけはら
)
の
野
(
の
)
と
成
(
な
)
つた、
下町
(
したまち
)
とおなじ
事
(
こと
)
、
殆
(
ほとん
)
ど
麹町
(
かうぢまち
)
の
九分
(
くぶ
)
どほりを
燒
(
や
)
いた
火
(
ひ
)
の、やゝしめり
際
(
ぎは
)
を、
我
(
わ
)
が
家
(
いへ
)
を
逃出
(
にげで
)
たまゝの
土手
(
どて
)
の
向越
(
むかうご
)
しに
見
(
み
)
たが、
黒煙
(
くろけむり
)
は、
殘月
(
ざんげつ
)
の
下
(
した
)
に
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
逃出(にげで)の例文をもっと
(1作品)
見る
のがれい
(逆引き)
また寸時も早く
逃出
(
のがれい
)
でんと胸のみ轟かすほどに、やがて女はわが身を送出でて再び葡萄棚の蔭を過ぐる時
熟
(
みの
)
れる
一総
(
ひとふさ
)
の取分けて低く垂れたるを見
葡萄棚
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
逃出(のがれい)の例文をもっと
(1作品)
見る
逃
常用漢字
中学
部首:⾡
9画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“逃”で始まる語句
逃
逃亡
逃去
逃散
逃路
逃入村
逃走
逃失
逃場
逃入
“逃出”のふりがなが多い著者
押川春浪
三島霜川
泉鏡太郎
三遊亭円朝
アントン・チェーホフ
江見水蔭
作者不詳
中島敦
福沢諭吉
樋口一葉