“にげいで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逃出75.0%
迯出25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日四日に帰りしもあれば一夜居て逃出にげいでしもあらん、開闢かいびやく以来を尋ねたらば折る指にあの内儀かみさまが袖口そでぐちおもはるる、思へばおみねは辛棒もの、あれにむごあたつたらば天罸てんばつたちどころに
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
盜み出さんとするところ主人あるじ九郎右衞門は目をさましヤレ泥坊どろばうと聲を立しかば盜賊は吃驚びつくりなし用箪笥ようだんすかゝへて逃出にげいでんとするを九郎右衞門飛懸とびかゝのがさじものをと押へるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
振返ふりかへり樣三刀四刀に切殺せり其中に下女はおもて迯出にげいで人殺々々ひとごろし/\よばはりながら金盥かなだらひたゝき立てしかば近隣の人々馳付はせつける樣子を見て金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)